最近、美白化粧品のことが話題になっていますが・・。
そもそも美白とは何?というお話をします。
美白とは、肌を白くするのではなく黒くなるのを防ぐことです。
お肌の表皮では、日光を浴びるとメラノサイトという細胞内の酵素が活発に働き始め、メラニン色素を作り出し沈着して肌を黒くします。
通常は新陳代謝によって元の肌に戻りますが、長年、日光を浴び続けたり、加齢などによりそのサイクルが乱れ、代謝が悪くなるとシミ、ソバカスなどが蓄積されて残ってしまいます。
白斑とは
「白斑」症状は紫外線を浴びるなど、皮膚に何らかの刺激が加わることにより、かゆみ、はれなどの急性皮膚炎が起こり、メラノサイト細胞が弱っている度合いによりシミの濃淡がぶちのように白くまだらになってしまいます。
人それぞれ体質にもよりますが、化粧品などの成分に反応が敏感な人や、露出して光が当たる所にできやすいのです。
「白斑」の治療法は紫外線の一種をレーザーで患部に当てメラニンを作り出す細胞の働きを正常に戻し、本来の肌に戻すことができます。医療行為として治療効果が出るのは3ヶ月から半年くらいはかかります。
化粧品」と「医薬部外品(薬用化粧品)」の違いについて
メラノサイト細胞の働きを抑制し、メラニンを作り出す量を減らすことで美白の効果が期待できるようなさまざまな美白化粧品がでてきています。
美白化粧品を例にして説明します。
「化粧品」
■衛生的な目的と美容的な目的を持つもの
シミを隠し肌を白く見せる
身体を美化し、魅力を増し容貌を変えるもの
「医薬部外品(薬用化粧品)」
■有効成分を配合
メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ
予防の観点から効果をうたえる
このような違いがあります。
また、「医薬部外品(薬用化粧品)」は厚生労働大臣の承認が必要です。
化粧品メーカーは承認が下りるのに半年くらいの時間をかけても申請を行います。承認後、上記のように美白の効果をうたうことができます。
化粧品のじょうずな付き合い方
1、初めて使用する化粧品は、まず皮膚の柔らかい部分でパッチテストを行うこと。
2、添付されている説明書をきちんと読み、使用量、手順、使用法をしっかり守ること。
3、赤み、腫れ、が出たら使用を中止すること。
4、湿疹、かゆみ、などの症状がある場合は、悪化することもあるので使用しないこと。
5、アレルギー体質のかたは、よく吟味して使用してください。長年同じものを使っていても、体調などからアレルギー反応が出る場合もありますので、その時は使用をやめ、医師に相談すること。
など上記の項目をしっかり守り、実践していきましょう。
化粧品を購入するときは
容器や箱の裏に記載されている全成分表示をぜひ見てほしいのです。
ご自分に合わない成分や気になる成分名が入っていないかなどよく確かめたり、
そのメーカーのホームページを開いて見て確認するのもよいと思います。
毎日お肌につけるものだから安心して使えるものを購入しましょう。
イージュのこだわりをぜひ、ごらんください。